ウラゲツ☆ブログにおいて、
2005年を振り返りつつ、下半期のベスト新刊10点を挙げる(上)というuragさんの記事が公開されています。 「____希望を棄ててはいけない。」 このひとことの素晴らしさ。 この世界をかたちづくっていくものは 鉄筋やコンクリートや木材ではなく、 人々の精神(こころ)だということ。 それは、ひとりの人生だってそう。 そんなこと誰だって知ってるよ、 というひとも多いかもしれないですが たぶん、 日常生活の様々な場面で自ら出来るはずのことを諦めたリ、 考えるべきところで思考停止してしまっている自分に 気がついていないことのほうが多いと思います。 私も含めて。 良くも悪くも、「思ったように」なるんです。 つまりそれは、「貧しく暗い」未来を予想すれば そのような未来を自分たちがつくりあげてしまうということに他ならない ということです。 アンソニー・ロビンズの本だったか、教習所での例を借りると 「壁にぶつかる」と思い、壁を見てしまったら、ぶつかる。 壁にぶつかりそうな状況でも、「行きたい方向」を見ると 不思議と壁にはぶつからない というようなことが書いてあったと思います(たぶん。) それと同じです。 さて、止まらなくなるのでここで辞めて…… ■書店アルバイト時代の思い出をひとつ■ 非対称化する世界ー『<帝国>』の射程ー 西谷修 酒井 直樹 遠藤 乾 市田 良彦 酒井 隆史 宇野 邦一 尾崎 一郎 アントニオ・ネグリ M・ハート / 以文社 この本のタイトル。「非対称化する世界」という部分。 実は、アガンベンのフェアをしたときに 以文社さんには大変お世話になったのですが、 電話口で 「今度ネグリ、ハートの新刊出すんだけど、タイトルで"非対称化する世界ー『<帝国>』の射程"ってのはどうかと思ってるんだよね。どうかなー」 というようなことを聞かれて 「"非対称化"って言葉は面白いですねー。。。etc。。。うん、いいと思いますよ」 と、今考えれば「お前がそんなこと云えるのか!?」と突っ込みたくなるようなお返事を差しあげた覚えが……。 でも、それで本当にそのタイトルで決定し、後の電話で 「売ってくださいよ〜?」 と云われてしまうことになったのでした(苦笑)。 この時にはuragさんにも色々とご指導いただき、 とても勉強になりました。 書店員のみなさん、uragさんはとにかくすごいんですよー。 月曜社では近刊情報を書店様にEメールでお届けいたします。ご希望の書店様は、メールアドレス、書店名、ご担当者名、ご住所、電話およびファクス番号、取次番線および書店コードをお知らせください。弊社のお得意様として登録させていただきます。 さぁ、登録、登録!(笑)
by akishimanagae
| 2005-12-26 11:26
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